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北千住、綾瀬、竹ノ塚。足立区は、東京23区の北東の端にあり、面積は23区で3番目、人口はおよそ70万人の大きな区です。北千住駅には5つの路線が乗り入れ、近年は大学の誘致や駅前のまちづくりも進んでいます。
この記事では、足立区・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、区の住まいの支援制度、水害への備えを整理しました。足立区で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。
この記事でわかること
- 足立区の人口・面積など、基本のデータ
- 川に囲まれた平らな地形と、住まい選びの関係
- 6社8路線が走る、区内の鉄道
- 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
- 不動産の取引価格の目安
- 区の住まいの支援制度と、水害ハザードマップ
足立区の基本データ
足立区の面積は53.25平方キロメートルで、23区の約9%にあたり、大田区・世田谷区に次ぐ広さです。東は中川をはさんで葛飾区、西は隅田川をはさんで北区・荒川区、北は埼玉県の川口市・草加市・八潮市、南は葛飾区・墨田区・荒川区に接しています。
区の公表によると、2026年9月1日現在の人口は708,442人、世帯数は391,784世帯です。
川に囲まれた、平らな街
区の資料によると、足立区は全体に平らで、荒川の堤防や公園の丘を除くと、高い土地はほとんどありません。区の四方は川に囲まれていて、南に隅田川、西に荒川と新芝川、北に毛長川、東に中川・綾瀬川・垳(がけ)川が流れています。
- 暮らしやすさ:坂がほとんどないため、自転車での移動がしやすい街です。
- 水害への備え:低い土地が広がるため、大きな川があふれた場合の想定を、住所ごとに確認しておくことが大切です。後で紹介するハザードマップをあわせて見ましょう。
区内を通る鉄道と主な駅
区の案内では、区内には6社8路線が走っています。
- JR常磐線:北千住駅、綾瀬駅など
- 東京メトロ千代田線・日比谷線:北千住駅、綾瀬駅、北綾瀬駅(千代田線)など
- 東武スカイツリーライン・大師線:北千住駅、牛田駅、堀切駅、小菅駅、五反野駅、梅島駅、西新井駅、竹ノ塚駅など
- 京成本線:千住大橋駅、京成関屋駅
- つくばエクスプレス:北千住駅、青井駅、六町駅
- 日暮里・舎人ライナー:足立小台駅、高野駅など区内に9駅
北千住駅は5つの路線が乗り入れる区内最大のターミナルです。一方、区の北部や西部は日暮里・舎人ライナーやつくばエクスプレスの沿線になり、使う路線によって都心への行き方が変わります。住まい選びでは「どの駅を使うか」と「その駅までの道のり」をあわせて確認しましょう。
学校・保育・医療など、暮らしの施設
国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、足立区には次のような施設があります。
- 区立小学校 67校、区立中学校 35校
- 保育所などの施設 194か所、幼稚園 51か所
- 病院 57か所、診療所 455か所、歯科診療所 378か所
- 区立図書館 16館
データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに区が定めているので、足立区の公式情報で通学区域を確認してください。
区内には、東京藝術大学や東京電機大学など6つの大学があり、区と大学が一緒にまちづくりに取り組んでいます。
不動産の取引価格の目安
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、足立区の中央値は、中古マンションが3,500万円(専有面積の中央値65㎡)、土地が5,000万円(土地面積の中央値122.5㎡)、土地と建物(戸建など)が4,400万円でした。
家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は3,800万円です。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、足立区の不動産取引価格・相場のページにまとめています。
住まいに関わる足立区の支援制度
足立区には、住まいに関わる次のような制度があります(2026年度=令和8年度)。
- 木造住宅の耐震診断・改修助成:1981年(昭和56年)5月以前に建てられた木造住宅を対象に、耐震診断(戸建ては上限30万円)と、耐震改修・除却(工事費の9割、上限150万円)の助成があります。工事の契約前の申請が必要です。
- 太陽光発電システム・蓄電池の設置費補助:太陽光発電は1kWあたり6万円(上限24万円)、区内の事業者と契約すると上乗せがあります。蓄電池は上限5万円です。設置後に申請する方式で、予算に達すると終わります。
- ブロック塀等カット工事助成:道路などに面した高さ1.2メートルを超える危険なブロック塀を、撤去したり低くしたりする工事に助成があります。2027年3月まで受け付けています。
こうした制度は、年度ごとに内容や受付期間が変わります。利用を考えている方は、必ず足立区の最新の案内を確認してください。
災害への備え:水害ハザードマップを確認する
足立区は「洪水・内水・高潮ハザードマップ」を公開しています。荒川・利根川・江戸川・中川・綾瀬川などの川があふれた場合や、大雨で下水があふれた場合(内水氾濫)、高潮の場合に、どこがどのくらい浸水するかを、住所ごとに確かめられます。2026年10月発行の版では、内水氾濫の想定が東京都の最新の指定にあわせて見直されています。
区は、荒川があふれるような大規模な水害では、浸水が深く長く続く地域があるとして、早めに区外などへ避難する考え方を示しています。家を買う・借りる前には、候補の住所の浸水の深さと、避難の方法をあわせて確かめておきましょう。マンションなら階数、戸建なら建物の高さや2階の使い方も考えておくと安心です。
なお、東京都の一覧では、足立区に土砂災害警戒区域の指定はありません。
足立区で住まいを探すときの確認の順番
- 使いたい駅と路線を決める:北千住、東武線、つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーなどから、通勤・通学先に合う駅をしぼります。
- 相場を知る:種類や広さごとの取引価格の目安を確認します。
- 水害ハザードマップを確認する:洪水・内水・高潮の想定と、避難の方法を見ます。
- 建物を確かめる:浸水の想定にあわせて、階数や建物のつくりを確認します。
- 学区と支援制度を確認する:通学区域と、耐震や太陽光の補助も確認します。
購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。
まとめ
足立区は、北千住を中心に多くの路線が走り、平らで自転車でも暮らしやすい、広い住宅地の区です。一方で、川に囲まれた低い土地は、水害への備えにもかかわります。駅や相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。足立区での住まいのことも、ご相談は無料です。
公式情報
- 足立区「町丁別世帯数及び人口(令和8年9月1日現在)」
- 足立区「地勢」
- 足立区「足立区を知る」
- 足立区「北千住駅東口のまちづくり」
- 足立区「6大学のあるまち」
- 足立区「洪水・内水・高潮ハザードマップ」
- 東京都建設局「土砂災害警戒区域等の指定状況」
- 足立区「木造住宅の耐震診断・改修助成」
- 足立区「太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金」
- 足立区「ブロック塀等カット工事助成」
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」
