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目黒区で家やマンションを売ろうと考えたとき、「いくらで売れるのか」「古い家はどうすればいいのか」と迷う方は多いと思います。目黒区は地区ごとの価格差が大きく、古い木造住宅が多い地域には区の独自の制度もあります。
この記事では、国土交通省の公表データと目黒区の公式情報をもとに、目黒区で売却を考えたときに、最初に確かめておきたいことを順番にまとめました。
この記事でわかること
- 目黒区の取引価格の目安(種類・広さ・地区ごと)
- 査定額と実際の売却額の考え方
- 古い木造住宅を売る・建て替えるときに関わる区の制度
- 相続した空き家を売るときに確認したいこと
- 売り出す前に準備しておきたいこと
まず、目黒区の相場の目安を知る
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、目黒区の中央値は、中古マンションが7,200万円(50㎡以上の家族向けは1億円)、土地が1億4,000万円、土地と建物(戸建など)が1億3,000万円でした。
中古マンションは広さによって価格が大きく変わります。専有面積ごとの取引価格の中央値は次のとおりです。
- 30㎡未満:1,800万円
- 30〜50㎡:4,800万円
- 50〜70㎡:8,300万円
- 70㎡以上:1億3,000万円
地区によっても差があります。たとえば土地の1㎡あたりの中央値は、目黒本町が139万円、上目黒が173万円でした。中古マンションの1㎡あたりの中央値は、目黒本町が125万円、中目黒が160万円、中町が173万円です。
中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。駅からの距離、築年数、階数、土地の形や道路との関係などで、価格は大きく変わります。地区ごとの詳しい数字は、目黒区の不動産取引価格・相場のページで確認できます。
査定額は「売れる金額」ではない
売却を考えると、まず査定を受けることになります。ただ、査定額は「この金額で売れる」と約束された金額ではありません。相場より高い金額で売り出すと、買い手が見つからないまま時間がたってしまうこともあります。
査定を受けるときは、金額だけでなく「なぜその金額なのか」という根拠を確認することが大切です。くわしくは、査定額は「売れる金額」ではありませんと不動産査定で見られるポイントと査定価格の考え方でまとめています。
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古い木造住宅を売る・建て替えるときに関わる区の制度
不燃化特区(目黒本町五・六丁目、原町一丁目、洗足一丁目)
目黒区では、目黒本町五・六丁目、原町一丁目、洗足一丁目地区が「不燃化特区」に指定されています。区の案内によると、この制度は令和12年度まで延伸されており、老朽建築物の除却、建替え、住替えなどへの助成があります。
また、老朽住宅を除却したときや、燃えにくい建物に建て替えたときには、土地や住宅にかかる固定資産税・都市計画税の減免があります(詳細は東京都主税局の案内で確認できます)。不動産登記、測量、相続、税務などの専門家による相談も利用できます。
この地区で古い木造住宅をお持ちの方は、「そのまま売る」「除却して土地として売る」「建て替えて住み続ける」など、どの選択をするかによって使える制度が変わります。売却の方法を決める前に、区の制度を確認しておきましょう。
木造住宅の除却工事の助成
目黒区には、昭和56年5月31日までに着工した木造住宅で、耐震性が不足しているものの除却工事費用の一部(50%以内、上限50万円)を助成する制度もあります。ただし、所有者が自ら住み、建て替えた後も住み続けることが前提の制度で、売却のための取り壊しには使えません。令和8年度の申請受付は令和8年11月30日までです。
相続した空き家を売るとき
目黒区には空家についての相談窓口があり、空家の管理や利活用について相談できます。区の空家対策のページでは、空き家を売ったときの「3,000万円特別控除」に必要な「被相続人居住用家屋等確認書」についても案内されています。
この特例には、期限や耐震・解体の要件など、細かい条件があります。くわしくは相続した空き家を売る前に確認したい3,000万円特別控除の期限・耐震・解体要件で整理しています。相続した家やローンが残る家の進め方は、相続した家・ローンが残る家を売るとき、最初に確認することもあわせてご覧ください。
税金の扱いは個別の事情で変わります。適用できるかどうかは、税務署や税理士に確認してください。
売り出す前に準備しておきたいこと
- 購入時の書類をそろえる:売買契約書、重要事項説明書、登記の書類、図面などを、査定の時点で用意しておくと進めやすくなります。
- ローンの残高を確認する:住宅ローンが残っている場合は、残高と完済の方法を確認します。
- ハザードマップを見ておく:坂の多い目黒区では、浸水や土砂災害の想定を気にする買い手もいます。売主として事前に確認しておくと、質問にも落ち着いて答えられます。
- かかる費用と税金を知る:仲介手数料や税金を差し引いた手取りの目安を出しておきます。
売却全体の流れは不動産売却の流れと売主が準備することを段階別に解説、費用と税金は不動産売却時にかかる費用と税金の基本でまとめています。手取りの目安は売却手取りの計算ツールでも出せます。
まとめ
目黒区で売却を考えるときは、まず種類・広さ・地区ごとの相場を知り、査定額の根拠を確かめることが出発点です。古い木造住宅をお持ちの場合は、不燃化特区などの区の制度によって、選べる方法や負担が変わることがあります。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、目黒区目黒本町に事務所を置いています。目黒区での売却について、「まだ売るか決めていない」段階からでもご相談いただけます。ご相談は無料です。
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