査定額は「売れる金額」ではありません|不動産売却で後悔しないために、現場で必ずお伝えしていること

査定額は「売れる金額」ではありません|不動産売却で後悔しないために、現場で必ずお伝えしていることに関連する住まいのイメージ

HALENAMI ORIGINAL

株式会社HALENAMIが、実際のご相談の現場で感じていることをもとに書いた記事です。

「今、売っていいのだろうか」「本当に売れるのだろうか」。売却のご相談でいちばん多いのは、こうした不安です。不動産は日常的に触れる機会が少なく、最近は価格の上昇にともなって、ネット上にもさまざまな情報があふれています。

この記事では、HALENAMIが売却のご相談を受けるなかで、売主様に必ずお伝えしていることをまとめました。実際の相場に合わせて売り出すことで、早期の売却を期待できます。

この記事でわかること

  • 売主様がいちばん誤解しやすい「査定額=売却額」という考え方
  • 査定額と実際に売れた額がずれる主なケース
  • 売り出す前にやっておきたい準備
  • 売却前のリフォームが、いつも得になるとは限らない理由
  • 仲介と買取の考え方
目次

最も多い誤解は「査定額=売却額」

私たちが現場でいちばん強く感じているのは、「査定金額=売却金額」と思われている方が多いということです。

不動産を売るときは、売主様と不動産会社のあいだで「媒介契約」という契約を結びます。この媒介契約を自社で取るために、高い査定額を出す会社も見かけます。

査定額が高ければ、売主様が喜ばれるのは当然です。ただ、相場より高い金額で売り出すと、市場に取り残されてしまうことが多くあります。

査定額は「この金額で売れる」と約束された金額ではありません。この点は誤解のないまま進めていただきたい、売主様にぜひ備えていただきたい知識です。

査定額と実際に売れた額がずれる3つのケース

高めの査定額が、相場から離れているとき

一括査定では、会社ごとの取り組みの違いが、金額の差としていちばん目に見えて表れます。少しでも高い査定を出すことが習慣になり、媒介契約を取るための価格と実際の相場が離れてしまうと、査定額と売却額に差が出ます。

机上査定だけで、現地を見ていないとき

机上査定は、室内の状態を想定して出す査定です。そのため、良くも悪くも査定額に幅が出ます。

「土地」として売るか「建物付きの戸建」として売るかで変わるとき

同じ物件でも、土地として売るのか、既存の戸建として売るのかによって、価格の決め方が変わります。

どのケースでも、査定のときに、信頼できる担当者に根拠を確認することが大切です。査定の見られ方は不動産査定で見られるポイントと査定価格の考え方でも整理しています。

売り出す前にやっておきたい準備

「こうすれば必ず高く売れる」という方法はありません。ただ、スムーズに、よい印象で売り出すための準備はあります。

購入時の書類を、査定のときにそろえておく

購入したときの書類は、査定の時点ですべてご用意いただくことが重要です。

相続などで権利証を含めてすべて失くしてしまっている場合でも、売却はできます。ただし、売却に必要な情報を取り直す必要が出るなど、実際に売り出すまでに時間がかかることがあります。

内覧の前に、ご自宅を掃除しておく

売り出したあと、購入希望の方が内覧に来る前に、ご自宅を掃除しておくことはとても重要です。内覧に来る方は、これから自分が住むことを想定して物件を見に来ます。少しでもよい印象を残すことが、何より大切だと考えています。

HALENAMIでは、内覧の前に売主様と一緒にご自宅を掃除することもよくあります。

やりがちな失敗:売るためのリフォーム

売却のためにリフォームをする方がいらっしゃいますが、これがいつも効果的とは限りません。

リフォームした分がきちんと売却価格に反映されるのであれば、選択肢のひとつになります。一方で、リフォームをせずに、その分を安くして売り出したほうが、早く売れる場合もあります。

ご自身だけで決めず、ぜひ担当者に相談してから判断してください。

仲介と買取は、何で選ぶか

仲介と買取のどちらをご提案するかは、販売にかけられる期間、住宅ローンの残り、そのほかのご事情を確認しながら、慎重に決めています。

  • 仲介:基本的には、仲介のほうが高く売れることが多い方法です。ただし、売れるまでに一定の期間がかかることが多くあります。
  • 買取:すぐに現金化したい場合や、一定の需要が見込めない物件の場合には、買取をご提案することもあります。

売却全体の進め方は不動産売却の流れと売主が準備すること、手元に残る金額の目安は不動産売却の手取りシミュレーター(概算)で確認できます。

まとめ

  • 査定額は「売れる金額」の約束ではありません。高さだけで会社を選ばないことが大切です。
  • 査定額の根拠(相場との差、机上か現地か、土地か建物付きか)を担当者に確認しましょう。
  • 購入時の書類をそろえ、内覧前に掃除をしておくと、スムーズに売り出せます。
  • 売却前のリフォームや、仲介か買取かは、ご自身だけで決めずに相談してください。
不動産売却のご相談

実際の相場に合わせた価格で売り出すことが、早く売るための近道です。HALENAMIでは、査定額の根拠もあわせてご説明します。相談は無料です。

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この記事を書いた人

株式会社HALENAMIが運営する不動産メディア「HALENAMI MEDIA」の編集チームです。不動産売買の実務と、公的機関が公表する一次情報をもとに、住まいの判断に役立つ情報を届けています。
編集方針 運営会社

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