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大和、中央林間、南林間、つきみ野。神奈川県大和市は、相模野台地の上にある平らな市で、小田急江ノ島線・相鉄本線・東急田園都市線の3路線に8つの駅があります。市は「市内のほとんどの地域が、駅まで徒歩15分圏内」と紹介していて、大和駅前の文化創造拠点シリウスを中心にした「図書館城下町」のまちづくりも進めています。
この記事では、大和市・神奈川県の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えと厚木基地の航空機騒音を整理しました。大和市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。
この記事でわかること
- 大和市の人口・面積など、基本のデータ
- 平らな相模野台地と、境川・引地川・泉の森
- 3路線・8駅と、都心・横浜への時間
- 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
- 不動産の取引価格の目安
- 市の住まいの支援制度、ハザードマップと厚木基地の航空機騒音
大和市の基本データ
大和市の面積は27.09平方キロメートルで、東西約3キロメートル・南北約10キロメートルの南北に細長い市です。東は横浜市、西は座間市・海老名市・綾瀬市、南は藤沢市、北は相模原市・町田市に接しています。1959年に県内14番目の市になりました。
市の公表によると、2026年10月1日現在の推計人口は245,863人、世帯数は120,232世帯です。市の資料では、人口密度は川崎市に次いで県内2位です。
平らな台地と、川と森
市の資料によると、大和市は相模野台地の上にあり、西の座間丘陵・高座丘陵と東の多摩丘陵にはさまれた、平坦で起伏のない地形です。標高は約30〜90メートルで、北から南へ低くなっています。
- 川と緑:市の西側を、泉の森を水源とする引地川が、東側を境川が流れています。市は泉の森をはじめとする「6つの森」を緑の拠点にしています。
- 林間都市の成り立ち:1927年に小田急が「林間都市」構想で宅地の分譲を始め、早くから住宅地としての基盤ができました。
- 文化創造拠点シリウス:大和駅から歩いて3分の、図書館を中心に芸術文化ホールや屋内こども広場が入った施設で、2016年に開館しました。
市内を通る鉄道と駅
- 小田急江ノ島線:中央林間駅、南林間駅、鶴間駅、大和駅、桜ヶ丘駅、高座渋谷駅
- 東急田園都市線:中央林間駅、つきみ野駅
- 相鉄本線:大和駅、相模大塚駅
市の紹介では、横浜まで相鉄線で約20分、新宿まで小田急線で約40分、渋谷まで田園都市線で約40分です。中央林間駅は小田急線と田園都市線の、大和駅は小田急線と相鉄線の乗り換え駅です。
学校・保育・医療など、暮らしの施設
国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、大和市には次のような施設があります。
- 市立小学校 19校、市立中学校 9校
- 保育所などの施設 114か所、幼稚園 16か所、幼保連携型認定こども園 1か所
- 病院 9か所、診療所 176か所、歯科診療所 140か所
- 市立図書館 1館(シリウス内の大和市立図書館)
データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。市の発表では、2026年4月1日時点の待機児童は7人でした。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、大和市の公式情報で通学区域を確認してください。
不動産の取引価格の目安
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、大和市の中央値は、中古マンションが3,000万円(専有面積の中央値70㎡)、土地が3,400万円(土地面積の中央値130㎡)、土地と建物(戸建など)が4,400万円(新築の取引を多く含む値です。2020年以前に建てられた物件に限ると3,500万円)でした。
家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は3,300万円です。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、大和市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。
住まいに関わる大和市の支援制度
2026年度(令和8年度)の、住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。
- 木造住宅の耐震診断・耐震改修の補助:1981年(昭和56年)5月31日以前に着工した2階建て以下の木造住宅を対象に、精密診断の費用を全額(上限66,000円)補助します。耐震改修工事には、工事費の5分の1と工事監理費などの2分の1を合わせて、上限50万円を補助します。
- 太陽光と蓄電池(自家消費型)の補助:太陽光は1キロワットあたり7万円まで、蓄電池は経費の3分の1を補助します。申請は2027年1月29日までの先着順です。
- 今ある住宅の断熱改修の補助:経費の3分の1で、一戸建ては上限120万円です。申請は2027年1月29日までの先着順です。
制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず大和市の最新の案内を確認してください。
災害への備えと、厚木基地の航空機騒音
大和市は、2026年3月に更新した防災マップ(洪水・内水・土砂災害)を公開しています。海に面していないため、高潮・津波の区域はありません。神奈川県の公表では、市内の土砂災害警戒区域は急な斜面の崩れによる38区域です(2025年6月20日現在)。市の紹介では、警戒区域の数は県内の市で2番目に少なく、2019年には雨水をためる地下の貯留施設も完成しています。
一方で、市の南西部には米海軍と海上自衛隊が共同で使う厚木基地があり、滑走路の延長線上に住宅地が広がっています。市の測定では、2026年度の4月から9月に、滑走路の北約1キロメートルの地点で70デシベル以上の音が5,713回記録されました。基地の周辺では、国(防衛省)が住宅の防音工事の費用を助成していて、2025年12月には対象となる住宅が広げられました。
家を買う・借りる前には、境川・引地川沿いの低い土地なら浸水の想定を、市の南部や基地の近くなら航空機騒音の状況を、実際に現地で確かめておきましょう。
大和市で住まいを探すときの確認の順番
- 使いたい駅と路線を決める:小田急線・相鉄線・田園都市線から、通勤・通学先に合う駅をしぼります。
- 音とまわりの環境を確かめる:航空機の音や、川までの距離を、時間帯を変えて現地で確認します。
- 相場を知る:種類や広さごとの取引価格の目安を確認します。
- ハザードマップを確認する:洪水・内水と、土砂災害を見ます。
- 学区と支援制度を確認する:通学区域と、市の耐震や断熱などの制度、国の防音工事の助成も確認します。
購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。
まとめ
大和市は、平らな地形に3路線・8駅がそろい、横浜・新宿・渋谷のどこへも出やすい市です。図書館を中心にしたまちづくりも進んでいます。一方で、基地の近くでは航空機騒音への理解が欠かせません。駅やまわりの環境、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、神奈川県を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。大和市での住まいのことも、ご相談は無料です。
大和市で家やマンションの売却を考えている方は、大和市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。
公式情報
- 大和市「人口と世帯数」
- 大和市「環境基本計画 第2章」(PDF)
- 大和市「市の概要」(PDF)
- 大和市「文化創造拠点シリウス」
- 大和市「交通の便」
- 大和市「防災マップ」
- 神奈川県「土砂災害警戒区域等の指定(大和市)」
- 大和市「暮らしやすさ」
- 大和市「厚木基地の概要」(PDF)
- 大和市「航空機騒音」
- 大和市「住宅防音工事」
- 大和市「木造住宅耐震改修工事の補助」
- 大和市「太陽光・蓄電池の補助」
- 大和市「既存住宅の断熱改修の補助」
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」
CONSULTATION
大和市での住まい探し・住み替えの相談(無料)
HALENAMIは、東京・神奈川を中心に一都三県で住まいの購入・売却の相談を無料で承っています。物件を探しはじめる前の、エリアや予算の整理からお手伝いします。
