逗子市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまで

逗子市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまでに関連する住まいのイメージ

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逗子、東逗子、逗子・葉山、神武寺。神奈川県逗子市は、三浦半島の付け根にある、海と山に囲まれた市です。明治時代から避暑地・別荘地として発展し、遠浅で波の穏やかな逗子海岸がある一方、市の面積の約6割を緑が占めています。JR横須賀線で横浜まで約30分、東京・渋谷まで約60分です。

この記事では、逗子市・神奈川県の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。逗子市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。

この記事でわかること

  • 逗子市の人口・面積など、基本のデータ
  • 丘陵に囲まれた地形と田越川、海辺と谷戸の住宅地
  • JR横須賀線と京急逗子線の市内4駅
  • 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
  • 不動産の取引価格の目安
  • 逗子市の住まいの支援制度と、津波・土砂災害への備え
目次

逗子市の基本データ

逗子市の面積は約17.28平方キロメートルで、東は横須賀市、北は横浜市、北西は鎌倉市、南は葉山町に接し、西は相模湾に面しています。海岸線は4.16キロメートルです。1954年に逗子町から市になりました。

市の公表によると、2026年9月1日現在の人口は54,904人、世帯数は24,667世帯です(国勢調査の速報値をもとにした数字です)。

丘陵と田越川、海辺と谷戸の住宅地

市の資料によると、逗子市は神武寺山をいちばん高い山とする丘陵が三方を囲み、中央を田越川が流れて相模湾に注いでいます。2016年の調査では、市全体の緑被率は63.1%でした。

  • 海辺のまち:逗子海岸は「駅近・遠浅・波が穏やか」と紹介され、ウィンドサーフィンの聖地としても知られています。市の西部には、鎌倉時代からある小坪漁港があります。
  • 公園と森:披露山公園からは江の島や相模湾、富士山が見渡せます。池子の森自然公園には、2015年にスポーツエリアが開園しました。
  • 住宅地の成り立ち:別荘地として始まった市街化は海側から山側へ広がり、住宅地は平地の市街地、丘陵の開発団地、谷戸の住宅群に分かれます。市の資料では、谷戸の住宅地や逗子駅のまわりには、幅4メートル未満の道路に接する敷地や旗竿敷地が多いとされています。

市内を通る鉄道と駅

  • JR横須賀線:逗子駅、東逗子駅
  • 京急逗子線:逗子・葉山駅、神武寺駅

逗子駅からはJR横須賀線・湘南新宿ラインで横浜・東京・新宿方面に、逗子・葉山駅からは京急線で横浜・品川方面に向かえます。京急の逗子・葉山駅は、2020年に新逗子駅から名前が変わりました。

学校・保育・医療など、暮らしの施設

国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、逗子市には次のような施設があります。

  • 市立小学校 5校、市立中学校 3校
  • 保育所などの施設 21か所、幼稚園 5か所
  • 病院 2か所、診療所 73か所、歯科診療所 42か所
  • 市立図書館 1館

データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、逗子市の公式情報で通学区域を確認してください。

不動産の取引価格の目安

国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、逗子市の中央値は、中古マンションが3,200万円(専有面積の中央値70㎡)、土地が2,900万円(土地面積の中央値145㎡)、土地と建物(戸建など)が4,200万円でした。

家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は3,400万円です。市の規模が小さく取引件数が少ないため、数件の取引で中央値が動きやすい点に注意してください。海や駅までの距離、道路の幅や接道の条件で、価格は大きく変わります。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、逗子市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。

住まいに関わる逗子市の支援制度

住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。

  • 木造住宅の耐震診断・耐震改修の補助:1981年(昭和56年)5月31日以前に建築確認を受けて着工した2階建て以下の木造一戸建てを対象に、一般診断は7万円のうち4万円を補助します。補強工事は費用の2分の1、上限50万円です。
  • 太陽光・蓄電池の補助:三浦半島の4市1町が連携した制度で、個人の太陽光は1キロワットあたり7万円です。受付は2027年1月15日までですが、10月5日時点で予算の70%まで申請が来ています。
  • 空き家バンク:市が空き家の登録と情報の公開を行い、仲介は協定を結んだ宅地建物取引業の団体などが行います。

市独自の太陽光・蓄電池の補助や、既存住宅の断熱改修の補助は、予算の上限に達して受付を終えています。移住の相談は、市のオンライン相談や三浦半島移住コンシェルジュで受け付けています。制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず逗子市の最新の案内を確認してください。

災害への備え:津波と土砂災害を確認する

逗子市は、2026年3月に発行した土砂災害等ハザードマップ(洪水・内水・高潮)と、津波ハザードマップを公開しています。洪水は田越川と池子川が対象です。

市の津波ハザードマップでは、神奈川県の想定をもとに、最大津波高は逗子地区で10.4メートル、小坪地区で12.8メートル、最大津波の到達時間は逗子地区で10分、小坪地区で9分とされています。海に近い地域では、すぐに逃げられる高台や避難場所を確かめておくことが大切です。披露山公園は津波の一時避難場所に指定されています。

また、神奈川県の公表では、2026年3月17日現在、市内の土砂災害警戒区域は、急な斜面の崩れが119区域、土石流が45区域です。県は市の全域で2回目の調査を行っていて、2026年度中に区域が見直される予定です。家を買う・借りる前には、海に近い土地なら津波・高潮の想定と避難先、谷戸や丘陵の斜面の近くなら土砂災害の想定を、それぞれ確かめておきましょう。

逗子市で住まいを探すときの確認の順番

  1. 使いたい駅と路線を決める:JR横須賀線か京急線か、通勤・通学先に合う駅をしぼります。
  2. 家までの道と接道を確かめる:坂や階段、前の道路の幅、車が入れるかを確認します。
  3. 相場を知る:種類や広さごとの取引価格の目安を確認します。
  4. ハザードマップを確認する:津波・高潮・洪水と、土砂災害を見ます。
  5. 学区と支援制度を確認する:通学区域と、市の耐震などの制度も確認します。

購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。

まとめ

逗子市は、海と山の自然に囲まれ、別荘地の歴史を持ちながら、横浜や都心にも通える市です。一方で、海に近い地域では津波、谷戸や丘陵では土砂災害への備えが欠かせず、道路の幅など土地の条件も確かめる必要があります。駅や道のり、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。

HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、神奈川県を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。逗子市での住まいのことも、ご相談は無料です。

逗子市で家やマンションの売却を考えている方は、逗子市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。

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この記事を書いた人

株式会社HALENAMIが運営する不動産メディア「HALENAMI MEDIA」の編集チームです。不動産売買の実務と、公的機関が公表する一次情報をもとに、住まいの判断に役立つ情報を届けています。
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