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聖蹟桜ヶ丘、永山、多摩センター、唐木田。東京都多摩市は、多摩丘陵の北の端にある、多摩ニュータウンとともに発展してきた市です。1971年に諏訪・永山地区で最初の入居が始まり、いまは団地の建て替えや再生が進んでいます。サンリオピューロランドのある多摩センターや、映画「耳をすませば」の舞台のモデルとされる聖蹟桜ヶ丘も知られています。
この記事では、多摩市・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。多摩市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。
この記事でわかること
- 多摩市の人口・面積など、基本のデータ
- 多摩丘陵と川の地形、多摩ニュータウンと団地の再生
- 京王線・小田急多摩線・多摩都市モノレールの市内の駅
- 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
- 不動産の取引価格の目安
- 子育て世帯向けを含む市の住まいの支援制度と、ハザードマップ
多摩市の基本データ
多摩市の面積は21.01平方キロメートルで、そのうち12.47平方キロメートルが多摩ニュータウンの事業区域です。北は多摩川を境に府中市、東は稲城市、南は神奈川県川崎市と町田市、西は八王子市と日野市に接しています。
市の公表によると、2026年8月1日現在の人口は148,589人、世帯数は77,431世帯です。1971年に市になったときの人口は44,311人でした。
多摩丘陵と、ニュータウンの街
市の資料によると、多摩市は多摩丘陵の北の端にあり、乞田川と大栗川が丘陵を分けて流れ、北の市境を多摩川が流れています。南西が高く北東に向かって低くなる地形で、いちばん高い場所は天王森公園のあたりの約160メートル、いちばん低い場所は多摩川沿いの約50メートルです。
- 多摩ニュータウン:中学校区ごとに、店が集まる住区センターや保育所、学校、公園が計画的に置かれ、歩道と車道が分けられた街です。一方で、市の資料では、駅に向かう道は坂道になることが多いとされています。
- 団地の再生:諏訪2丁目住宅は、640戸から1,249戸への一括建て替えが行われ、建て替え後の入居者の約7割は市外から移ってきた人です。都営住宅やUR賃貸住宅でも建て替えが進められています。
- 多摩センター:駅の南北にまたがる約86ヘクタールの地区で、多摩中央公園やパルテノン多摩、サンリオピューロランドがあります。
- 聖蹟桜ヶ丘:多摩川沿いの低い土地と丘に街が広がり、駅のまわりには高層マンションや商業施設、丘の上には中低層の住宅地があります。
市は2017年に「健幸都市宣言」を議決し、健康と幸せを実感できるまちを目指しています。
市内を通る鉄道と駅
市の資料によると、市内には4路線・7駅があります。
- 京王線:聖蹟桜ヶ丘駅
- 京王相模原線:京王永山駅、京王多摩センター駅
- 小田急多摩線:小田急永山駅、小田急多摩センター駅、唐木田駅
- 多摩都市モノレール:多摩センター駅
京王線・京王相模原線で新宿方面に、小田急多摩線で新百合ヶ丘方面に、モノレールで立川方面に向かえます。永山と多摩センターでは、京王線と小田急線のどちらも使えます。
学校・保育・医療など、暮らしの施設
国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、多摩市には次のような施設があります。
- 市立小学校 17校、市立中学校 9校
- 保育所などの施設 36か所、幼稚園 8か所、幼保連携型認定こども園 1か所
- 病院 8か所、診療所 113か所、歯科診療所 66か所
- 市立図書館 6館(分館を含む)
データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、多摩市の公式情報で通学区域を確認してください。
不動産の取引価格の目安
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、多摩市の中央値は、中古マンションが2,600万円(専有面積の中央値75㎡)、土地が3,300万円(土地面積の中央値175㎡)、土地と建物(戸建など)が4,300万円でした。
家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は2,800万円です。築年数の古いニュータウンの団地の取引も多く含まれるため、建て替え後の新しいマンションとは価格が大きく違います。市の資料では、1981年以前の旧耐震の分譲マンションが市内の分譲マンションの約30%を占めています。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別・築年数別の価格、学校名の一覧は、多摩市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。
住まいに関わる多摩市の支援制度
2026年度(令和8年度)の、住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。
- 三世代近居・同居促進助成金:市外から転入し、親の世帯の近くに住むか同居する子育て世帯(世帯主が50歳未満で18歳未満の子がいる世帯)に、最大30万円を助成します。2026年度の募集は20世帯で、事前の登録申請は12月28日までです。
- 木造住宅の耐震診断・耐震改修の補助:2000年(平成12年)5月31日以前に建築確認を受けた木造2階建て以下の一戸建てを対象に、耐震診断は費用の3分の2(上限9万円)、耐震改修は費用の3分の2(上限100万円)を補助します。受付は1月末までで、契約の前に申請が必要です。
- 住宅用創エネルギー・省エネルギー機器等導入補助金:市内の業者に頼む場合、既存住宅の太陽光発電は1キロワットあたり3万円(上限15万円)、蓄電池と断熱窓は費用の4分の1(上限6万円)です。受付は2027年3月31日までの先着順です。
制度は年度ごとに内容や受付期間が変わり、予算に達すると受付が終わるものもあります。利用を考えている方は、必ず多摩市の最新の案内を確認してください。
災害への備え:土砂災害と浸水を確認する
多摩市は、洪水・土砂災害ハザードマップ(2022年9月改定)を公開しています。多摩川・浅川・大栗川・乞田川の洪水が対象です。内水については、2026年3月に浸水想定区域が指定されましたが、ハザードマップはまだつくられていません。
東京都の公表では、2026年8月26日現在、市内に土砂災害警戒区域が381区域、そのうち土砂災害特別警戒区域が223区域指定されています。また、国の公開データでは、市内に谷を埋めて造成した大規模盛土造成地が193か所あります。
家を買う・借りる前には、丘陵の斜面の近くなら土砂災害の想定を、聖蹟桜ヶ丘のあたりなど多摩川や大栗川・乞田川に近い低い土地なら浸水の想定を、造成地では盛土の情報も、それぞれ確かめておきましょう。
多摩市で住まいを探すときの確認の順番
- 使いたい駅と路線を決める:京王線・小田急線・モノレールから、通勤・通学先に合う駅をしぼります。
- 坂と道のりを確かめる:駅から候補地まで歩き、坂や階段を確認します。
- 建物の年代を確かめる:団地やマンションでは、築年数や耐震の基準、建て替えの計画を確認します。
- ハザードマップを確認する:土砂災害と、洪水・内水を見ます。
- 学区と支援制度を確認する:通学区域と、三世代近居・同居の助成や耐震の制度も確認します。
購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。
まとめ
多摩市は、計画的につくられたニュータウンの緑と公園、整った生活施設があり、いま団地の再生で新しい住まいも増えている市です。一方で、丘陵の多い地形のため、坂や土砂災害への備え、建物の年代の確認が欠かせません。駅や地形、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、東京都を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。多摩市での住まいのことも、ご相談は無料です。
多摩市で家やマンションの売却を考えている方は、多摩市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。
公式情報
- 多摩市「人口と世帯」
- 多摩市「位置・面積・地勢」
- 多摩市「多摩ニュータウン」(PDF)
- 多摩市「ニュータウン再生」
- 多摩市「マンションの建て替え」
- 多摩市「ハローキティにあえる街」
- 多摩市「耳をすませば」
- 小田急「唐木田駅」
- 多摩市「洪水・土砂災害ハザードマップ」
- 東京都「土砂災害警戒区域等の指定状況」
- 多摩市「三世代近居・同居促進助成金」
- 多摩市「木造住宅の耐震改修・除却の補助」
- 多摩市「住宅用創エネルギー・省エネルギー機器等導入補助金」
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」
CONSULTATION
多摩市での住まい探し・住み替えの相談(無料)
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