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河辺、東青梅、青梅、御嶽。東京都青梅市は、秩父多摩甲斐国立公園の玄関口にある市で、市の面積の6割以上を森林が占めています。市のほぼ中央を多摩川が流れ、名水百選の御岳渓谷や吉野梅郷、古くからの青梅宿の街並みがある一方、東部の河辺駅や新町のまわりには住宅地と商業地が広がっています。
この記事では、青梅市・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。青梅市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。
この記事でわかること
- 青梅市の人口・面積など、基本のデータ
- 山地・丘陵・台地と多摩川の河岸段丘、東部の市街地
- JR青梅線の市内の駅と、圏央道
- 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
- 不動産の取引価格の目安
- 移住支援金を含む市の住まいの支援制度と、土砂災害への備え
青梅市の基本データ
青梅市の面積は103.31平方キロメートルで、東京都の約4.7%にあたります。北は埼玉県飯能市、南はあきる野市・日の出町、東は羽村市・瑞穂町・埼玉県入間市、西は奥多摩町に接しています。市の名前は、金剛寺にある名木「青梅(あおうめ)」に由来します。
市の公表によると、2026年9月1日現在の人口は128,245人、世帯数は67,193世帯です。
山と多摩川、東部の市街地
市の資料によると、青梅市は、北部から西部にかけての山地、北東部と南東部の丘陵地、そのあいだの台地、川沿いの段丘と低地に分かれます。多摩川が市のほぼ中央を北西から南東へ流れ、流れに沿って河岸段丘が続いています。いちばん高い山は鍋割山(1,084メートル)です。
- 自然と観光:御岳渓谷は1985年に名水百選に選ばれました。吉野梅郷の梅の公園では、再植樹から10年目を迎えた2026年にも梅まつりが開かれました。
- 青梅宿と昭和レトロ:青梅駅のまわりには古くからの市街地があり、昭和レトロ商品博物館などを回る散策コースがあります。青梅鉄道公園は2026年3月にリニューアルしました。
- 東部の市街地:市の都市計画の原案では、河辺駅のまわりに商業が集まり、業務・医療・文化などの機能を集める方針です。新町では区画整理によって住宅地が整えられています。
市内を通る鉄道と、道路の交通
- JR青梅線:河辺駅、東青梅駅、青梅駅、宮ノ平駅、日向和田駅、石神前駅、二俣尾駅、軍畑駅、沢井駅、御嶽駅
青梅線で立川方面に向かえ、立川からはJR中央線で新宿・東京方面に出られます。市の東側に近い小作駅は羽村市の駅です。道路では、圏央道の青梅インターチェンジがあり、車での移動もしやすい市です。青梅駅より西の山あいの地域では、駅の本数や車の必要性も確かめておきましょう。
学校・保育・医療など、暮らしの施設
国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、青梅市には次のような施設があります。
- 市立小学校 17校、市立中学校 11校
- 保育所などの施設 35か所、幼稚園 6か所
- 病院 16か所、診療所 91か所、歯科診療所 64か所
- 市立図書館 11館(分館を含む)
データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、青梅市の公式情報で通学区域を確認してください。
不動産の取引価格の目安
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、青梅市の中央値は、中古マンションが1,100万円(専有面積の中央値60㎡)、土地が1,800万円(土地面積の中央値187.5㎡)、土地と建物(戸建など)が2,000万円でした。
家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は1,300万円です。都内ではかなり手の届きやすい水準ですが、築年数の古い物件の取引も多く含まれ、東部の駅に近い地域と山あいの地域では価格が大きく違います。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別・築年数別の価格、学校名の一覧は、青梅市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。
住まいに関わる青梅市の支援制度
2026年度(令和8年度)の、住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。
- 移住支援金:西多摩地域の外から転入し、2年以内に市内で戸建てや分譲マンションを取得する世帯などに、基本額10万円を支給します。空き家の再生や、沢井・小曾木・成木地区(田園里山暮らし地区)への転入、39歳以下の若者・子育て世帯などに加算があり、上限は100万円です。受付中です。
- 空家バンク:市の協議会に入っている不動産事業者が、空き家の調査と仲介を行います。
- 木造住宅の耐震診断・耐震改修の補助:2000年(平成12年)5月以前に建てた軸組工法の2階建て以下の木造一戸建てを対象に、耐震診断は費用の2分の1(上限9万円)、耐震改修は費用の2分の1(上限100万円)を補助します。2026年度も受け付けていて、契約の前に申請が必要です。
太陽光や高断熱窓などの「住宅用省エネルギー等設備」の補助は、2026年度分は予算に達して受付を終えています。制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず青梅市の最新の案内を確認してください。
災害への備え:土砂災害を中心に確認する
青梅市は、多摩川洪水ハザードマップを含む「防災ハンドブック・防災マップ」2025年版を全戸に配っていて、Webの地図でも見られます。東京都は2024年2月に、霞川と多摩川上流の洪水浸水想定区域を指定しています。
東京都の公表では、2026年8月26日現在、市内に土砂災害警戒区域が1,539区域、そのうち土砂災害特別警戒区域が1,444区域指定されています。急な斜面の崩れのほか、土石流や地すべりの区域もあります。市の記録では、2019年(令和元年)の東日本台風で、1日の雨量が500ミリを超えた地点があり、床上浸水12件・床下浸水16件や土砂崩れの被害が出ました。
家を買う・借りる前には、山や丘陵の斜面、谷の近くなら土砂災害の想定を、多摩川や霞川の近くの低い土地なら浸水の想定を、それぞれ必ず確かめておきましょう。
青梅市で住まいを探すときの確認の順番
- 暮らし方を決める:河辺・東青梅などの市街地か、山や川の近くの暮らしかを考えます。
- 交通を確かめる:駅までの距離、電車の本数、車が必要かを確認します。
- 相場を知る:種類や広さ、築年数ごとの取引価格の目安を確認します。
- ハザードマップを確認する:土砂災害と、洪水を見ます。
- 支援制度を確認する:移住支援金や空家バンク、耐震の制度を使えるか確認します。
購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。
まとめ
青梅市は、森と多摩川の自然に恵まれ、都内では手の届きやすい価格で住まいを探せる市です。移住する世帯への支援金もあります。一方で、山や丘陵の多い地形のため、土砂災害への備えが欠かせません。暮らし方や交通、相場、ハザードマップ、支援制度を順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、東京都を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。青梅市での住まいのことも、ご相談は無料です。
青梅市で家やマンションの売却を考えている方は、青梅市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。
公式情報
- 青梅市「町丁別世帯と人口」
- 青梅市「市の概要」
- 青梅市「地域防災計画 第1部」(PDF)
- 青梅市「都市計画マスタープラン」
- 青梅市「吉野梅郷 梅まつり」
- 青梅市「青梅のおすすめコース」
- 青梅市「防災ハンドブック・防災マップ」
- 青梅市「土砂災害警戒区域等」
- 東京都「土砂災害警戒区域等の指定状況」
- 青梅市「移住支援金」
- 青梅市「空家バンク」
- 青梅市「木造住宅耐震改修補助」
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」
CONSULTATION
青梅市での住まい探し・住み替えの相談(無料)
HALENAMIは、東京・神奈川を中心に一都三県で住まいの購入・売却の相談を無料で承っています。物件を探しはじめる前の、エリアや予算の整理からお手伝いします。
