羽村市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまで

羽村市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまでに関連する住まいのイメージ

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羽村、小作、羽村取水堰、チューリップまつり。東京都羽村市は、都心から西へ約45キロメートル、多摩川の河岸段丘の上にある市です。江戸に水を送った玉川上水の出発点・羽村取水堰があり、春には関東最大級の約35万本のチューリップが咲きます。住宅地と工業地域がバランスよく配置され、JR青梅線で新宿まで1本で出られます。

この記事では、羽村市・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。羽村市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。

この記事でわかること

  • 羽村市の人口・面積など、基本のデータ
  • 多摩川の河岸段丘と、玉川上水・チューリップ畑
  • JR青梅線の市内2駅と、羽村駅西口のまちづくり
  • 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
  • 不動産の取引価格の目安
  • 羽村市の住まいの支援制度と、ハザードマップ
目次

羽村市の基本データ

羽村市の面積は9.90平方キロメートルで、都内の市で3番目に小さい市です。東は瑞穂町、南は福生市・あきる野市、西は青梅市、北は青梅市と瑞穂町に接しています。

市の公表によると、2026年10月1日現在の人口は53,898人、世帯数は27,155世帯です。

多摩川の河岸段丘と、水と花のまち

市の資料によると、羽村市は武蔵野台地の一角、多摩川の河岸段丘の上にあり、市の西から南へ多摩川が流れています。多摩川の自然と武蔵野の雑木林の緑に囲まれたまちです。

  • 羽村取水堰と玉川上水:1653年に完成した羽村取水堰は、玉川上水の出発点で、約43キロメートルの水路で江戸へ水を送りました。羽村駅から歩いて約10分です。
  • 根がらみ前水田:市内で唯一の水田で、夏は稲作、秋から春はチューリップが育てられ、毎年4月にチューリップまつりが開かれます。
  • ものづくり:市内には1963年から稼働する自動車工場があり、いまはトヨタ自動車の子会社の工場として車をつくっています。
  • 羽村駅西口:市による土地区画整理事業が進められ、道路や宅地の整備が続いています。

市内を通る鉄道と駅

  • JR青梅線:羽村駅、小作駅

市の案内では、新宿まで電車1本で約1時間、圏央道の青梅インターチェンジまで車で約10分です。立川駅でJR中央線に乗り換えると、都心の各方面に出られます。

学校・保育・医療など、暮らしの施設

国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、羽村市には次のような施設があります。

  • 市立小学校 7校、市立中学校 3校
  • 保育所などの施設 17か所、幼稚園 6か所、幼保連携型認定こども園 1か所
  • 病院 2か所、診療所 35か所、歯科診療所 32か所
  • 市立図書館 1館

データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、羽村市の公式情報で通学区域を確認してください。

不動産の取引価格の目安

国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、羽村市の中央値は、中古マンションが1,400万円(専有面積の中央値60㎡)、土地が2,300万円(土地面積の中央値157.5㎡)、土地と建物(戸建など)が3,000万円(新築の取引を多く含む値です。2020年以前に建てられた物件に限ると2,400万円)でした。

家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は1,400万円です。市の規模が小さく取引件数が少ないため、数件の取引で中央値が動きやすい点に注意してください。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、羽村市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。

住まいに関わる羽村市の支援制度

住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。

  • 木造住宅の耐震診断・耐震改修の補助:1981年(昭和56年)5月31日以前に建てた2階建て以下の軸組工法の木造一戸建てを対象に、耐震診断は費用の2分の1(上限5万円)、耐震改修は費用の2分の1(上限50万円)を補助します。最新の受付状況は市に確認してください。
  • 住まいの防犯機器等購入緊急補助金:防犯機器の購入費の2分の1(上限1万円)を補助します。予算がなくなるまでの受付です。

太陽光や蓄電池、断熱改修などへの「環境配慮事業助成制度」は、2026年度分は予算に達して受付を終えています。制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず羽村市の最新の案内を確認してください。

災害への備え:多摩川の浸水と土砂災害を確認する

羽村市は、防災マップ、多摩川の洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップを公開しています。洪水は、多摩川の流域に48時間で588ミリの大雨が降った場合を想定しています。内水については、2026年6月に浸水想定区域が指定され、ハザードマップは作成を検討しています。

東京都の公表では、2026年8月26日現在、市内に土砂災害警戒区域が28区域、そのうち土砂災害特別警戒区域が25区域指定されています。河岸段丘の崖のまわりでは、特に確認しておきたい情報です。

家を買う・借りる前には、多摩川に近い低い土地なら洪水の想定を、段丘の斜面の近くなら土砂災害の想定を、それぞれ確かめておきましょう。

羽村市で住まいを探すときの確認の順番

  1. 使う駅を決める:羽村駅か小作駅か、駅までの道のりを確認します。
  2. 段丘の上か下かを確かめる:多摩川までの距離や、まわりの崖を確認します。
  3. 相場を知る:種類や広さごとの取引価格の目安を確認します。
  4. ハザードマップを確認する:洪水と、土砂災害を見ます。
  5. 学区と支援制度を確認する:通学区域と、市の耐震などの制度も確認します。

購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。

まとめ

羽村市は、玉川上水の歴史と多摩川の自然、チューリップの花があるコンパクトな市で、取引価格も手の届きやすい水準です。一方で、段丘の地形のため、多摩川沿いの浸水や崖のまわりの土砂災害への備えが必要です。駅や地形、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。

HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、東京都を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。羽村市での住まいのことも、ご相談は無料です。

羽村市で家やマンションの売却を考えている方は、羽村市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。

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この記事を書いた人

株式会社HALENAMIが運営する不動産メディア「HALENAMI MEDIA」の編集チームです。不動産売買の実務と、公的機関が公表する一次情報をもとに、住まいの判断に役立つ情報を届けています。
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