横浜市旭区の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまで

横浜市旭区の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまでに関連する住まいのイメージ

二俣川、鶴ケ峰、希望ケ丘、南万騎が原。横浜市旭区は、帷子川の源流がある、緑と大きな公園の多い区です。こども自然公園やよこはま動物園ズーラシアがあり、2019年の相鉄・JR直通線、2023年の相鉄・東急新横浜線の開業で、都心にも出やすくなりました。

この記事では、横浜市・旭区の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。旭区で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。

この記事でわかること

  • 旭区の人口・面積など、基本のデータ
  • 帷子川の源流と、こども自然公園・ズーラシア
  • 相鉄線の区内4駅と、都心への直通線
  • 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
  • 不動産の取引価格の目安
  • 横浜市の住まいの支援制度と、ハザードマップ
目次

旭区の基本データ

旭区は横浜市の西部にあり、面積は32.73平方キロメートルで、市内18区で4番目の広さです。東は保土ケ谷区、西は瀬谷区、南は戸塚区・泉区、北は緑区に接しています。1969年10月に保土ケ谷区から分かれて生まれました。

市の公表によると、2026年10月1日現在の推計人口は239,188人、世帯数は108,772世帯です。区の資料によると、区ができたときの人口は約14万人で、いまは市内18区で6番目に人口の多い区です。

帷子川の源流と、大きな公園

市の資料によると、帷子川は旭区若葉台に源を発し、相鉄線に沿って流れて横浜港に注ぎます。

  • こども自然公園:大池町にある約46ヘクタールの広域公園で、大池を中心にした丘陵地に良好な自然が残されています。
  • よこはま動物園ズーラシア:上白根町にある、1999年に開園した約45ヘクタールの動物園です。世界の気候帯・地域別の8つのゾーンに分かれています。
  • 住宅地:区の資料では、区の魅力として「相鉄の直通線による交通の便」と「身近な自然に親しめる環境」が挙げられています。坂のある住宅地も多いので、駅やバス停からの道のりを確かめておきましょう。

区内を通る鉄道と駅

区の資料によると、区内の駅は次の4駅です。

  • 相鉄本線:鶴ケ峰駅、二俣川駅、希望ケ丘駅
  • 相鉄いずみ野線:二俣川駅、南万騎が原駅

二俣川駅は相鉄本線といずみ野線が分かれる駅です。相鉄線からは、相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の列車で、新宿方面や渋谷・目黒方面、新横浜にも乗り換えなしで向かえます。駅から離れた地域では、バスも主な交通手段になります。

学校・保育・医療など、暮らしの施設

国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、旭区には次のような施設があります。

  • 市立小学校 24校、市立中学校 12校
  • 幼稚園 19か所、幼保連携型認定こども園 7か所、保育所などの施設 7か所
  • 病院 13か所、診療所 170か所、歯科診療所 116か所
  • 市立図書館 1館

データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。保育施設は、国のデータに含まれていないものもあるため、入園を考えている方は横浜市・旭区の案内で確認してください。どの小学校・中学校に通うかは、住所ごとに市が定めています。

不動産の取引価格の目安

国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、旭区の中央値は、中古マンションが1,800万円(専有面積の中央値70㎡)、土地が3,200万円(土地面積の中央値155㎡)、土地と建物(戸建など)が4,400万円でした。

家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は1,900万円です。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。築年数の古い団地の取引も多く含まれるため、駅に近い新しい物件とは価格が大きく違います。地区ごとの取引や広さ別・築年数別の価格、学校名の一覧は、横浜市旭区の不動産取引価格・相場のページにまとめています。

住まいに関わる横浜市の支援制度

旭区に住む場合、住まいの支援制度は横浜市の制度を使います。2026年度(令和8年度)の主なものは次のとおりです。

  • 子育てりぶいん:満18歳未満の子がいる世帯や妊娠中の世帯で、所得などの条件を満たす場合に、家賃の補助を受けられる市の賃貸住宅です。市の案内では、補助は月4万円まで、最長6年間とされています。
  • 既存住宅断熱改修補助(子育て世代の住替え補助):断熱改修された戸建て住宅を宅地建物取引業者から購入して住み替える子育て世代などを対象に、最大150万円を補助する制度です。申請は市の登録事業者を通じて行います。
  • 木造住宅の耐震診断・耐震改修:2000年(平成12年)5月以前に建築確認を受けた木造住宅などを対象に、無料の耐震診断と、改修工事の補助(一般世帯で上限115万円)があります。

こうした制度は、年度ごとに内容や受付期間が変わり、予算に達すると受付が終わるものもあります。利用を考えている方は、必ず横浜市の最新の案内を確認してください。

災害への備え:浸水と土砂災害を確認する

横浜市は、旭区版の浸水ハザードマップ(洪水・内水)と、土砂災害ハザードマップを公開しています。海に面していないため、高潮のマップはつくられていません。

また、市の公表では、2026年2月17日現在、区内に土砂災害警戒区域が113区域、そのうち土砂災害特別警戒区域が93区域指定されています。いずれも急な斜面の崩れ(急傾斜地の崩壊)によるものです。市の土砂災害ハザードマップは作成時点の区域を載せているため、最新の指定は神奈川県の公表もあわせて確認してください。

家を買う・借りる前には、帷子川沿いの低い土地なら浸水の想定、斜面の近くなら土砂災害の想定を、それぞれ確かめておきましょう。

旭区で住まいを探すときの確認の順番

  1. 使う駅とバスを決める:相鉄線の4駅と直通線の行き先、駅までのバスも含めて道のりを確認します。
  2. 坂と道のりを確かめる:駅やバス停から候補地まで歩き、坂を確認します。
  3. 相場を知る:種類や広さ、築年数ごとの取引価格の目安を確認します。
  4. ハザードマップを確認する:浸水と土砂災害を見ます。
  5. 学区と支援制度を確認する:通学区域と、市の制度も確認します。

購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。

まとめ

旭区は、大きな公園や緑が身近で、相鉄の直通線で都心にも出やすくなった区です。取引価格の中央値は市内でも手の届きやすい水準ですが、物件の築年数や駅からの距離で価格は大きく変わります。駅やバス、地形、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。

HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、横浜市に本店を置いています。旭区での住まいの購入・売却について、ご相談は無料です。

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この記事を書いた人

株式会社HALENAMIが運営する不動産メディア「HALENAMI MEDIA」の編集チームです。不動産売買の実務と、公的機関が公表する一次情報をもとに、住まいの判断に役立つ情報を届けています。
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