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狛江、和泉多摩川、多摩川。東京都狛江市は、面積6.39平方キロメートルで、埼玉県蕨市に次いで全国で2番目に小さい市です。多摩川沿いの平らな土地に住宅地が広がり、歩いても自転車でも移動しやすいコンパクトなまちで、都内でも有数の古墳群や「絵手紙発祥の地」としても知られています。
この記事では、狛江市・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。狛江市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。
この記事でわかること
- 狛江市の人口・面積など、基本のデータ
- 多摩川沿いの平らな地形と、古墳と水害の歴史
- 小田急線の市内2駅
- 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
- 不動産の取引価格の目安
- 狛江市の住まいの支援制度と、多摩川の浸水への備え
狛江市の基本データ
狛江市の面積は6.39平方キロメートルで、東は世田谷区、西と北は調布市に接し、南は多摩川をはさんで神奈川県川崎市と向かい合っています。1927年に小田急線が開通し、1970年に市になりました。
市の公表によると、2026年10月1日現在の人口は82,210人、世帯数は43,701世帯です(住民基本台帳)。
多摩川沿いの平らなまちと、その歴史
市の資料によると、狛江市は多摩丘陵の東南の端、多摩川の沿岸にあり、市全体が比較的平らな地形です。市の面積の約54%が住宅地で、畑も約5%残っています。多摩川や野川、農地、樹林地などの自然もある住宅都市です。
- 狛江古墳群:市内には古墳が多く、市は「都内でも有数の古墳群」と紹介しています。最大級の亀塚古墳からは、鏡や金銅製の金具が出土しています。
- 絵手紙発祥の地:1981年に、市内の郵便局で日本で初めての絵手紙教室が開かれました。市は「狛江市まるごと美術館」事業を行っています。
- 多摩川水害の記憶:1974年9月、台風による増水で猪方のあたりの多摩川の堤防が決壊し、十数軒の民家が倒壊・流失しました。現地には「多摩川決壊の碑」があります。
市内を通る鉄道と駅
- 小田急小田原線:狛江駅、和泉多摩川駅
小田急線で新宿方面や、登戸・町田方面に向かえます。市の東側に近い喜多見駅は世田谷区の駅です。市が小さいため、市内の多くの場所から駅まで歩いたり自転車で行ったりしやすいのが特徴です。
学校・保育・医療など、暮らしの施設
国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、狛江市には次のような施設があります。
- 市立小学校 6校、市立中学校 4校
- 保育所などの施設 24か所、幼稚園 3か所
- 病院 2か所、診療所 61か所、歯科診療所 40か所
- 市立図書館 1館
データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、狛江市の公式情報で通学区域を確認してください。
不動産の取引価格の目安
国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、狛江市の中央値は、中古マンションが4,400万円(専有面積の中央値70㎡)、土地が5,000万円(土地面積の中央値125㎡)、土地と建物(戸建など)が5,800万円(新築の取引を多く含む値です。2020年以前に建てられた物件に限ると5,000万円)でした。
家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は4,500万円です。市が小さく取引件数が少ないため、数件の取引で中央値が動きやすい点に注意してください。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、狛江市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。
住まいに関わる狛江市の支援制度
2026年度(令和8年度)の、住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。
- 親世帯近居等促進助成金:子育て世帯が市内に転入し、市内に1年以上住む親世帯の近くに住むか同居する場合に、住宅取得費か引っ越しの運搬費用を上限20万円まで助成します。交付決定を受けてから契約する必要があります。
- 木造住宅の耐震助成:1981年(昭和56年)5月31日以前の住宅は、耐震診断が費用の3分の2(上限12万円)、耐震改修が費用の2分の1(上限80万円)です。2000年5月までの在来軸組構法の平屋・2階建ても対象です。申請は2026年12月15日までで、診断や改修は契約前の申請が必要です。
太陽光発電や高断熱窓などの「地球温暖化対策用設備導入助成」は、2026年9月8日に予算の上限に達して受付を終えています。制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず狛江市の最新の案内を確認してください。
災害への備え:多摩川の浸水を確認する
狛江市は、多摩川と野川・入間川の洪水ハザードマップ、浸水継続時間マップ、1時間153ミリの大雨を想定した内水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップを公開しています。洪水と内水を重ねて見られるWeb版の地図もあります。
市の発表によると、2019年(令和元年)の東日本台風では、多摩川の水位が上がって下水道から水を流せなくなるなどして、床上浸水102棟・床下浸水199棟の被害がありました。床上浸水は駒井町1丁目と猪方2丁目に多く出ています。
東京都の公表では、市内だけで指定された土砂災害警戒区域はありません(隣の市区から市境をまたいで指定された区域はあります)。家を買う・借りる前には、多摩川に近い地域を中心に、洪水と内水の浸水の深さや続く時間、避難先を必ず確かめておきましょう。
狛江市で住まいを探すときの確認の順番
- 使う駅を決める:狛江駅か和泉多摩川駅か、駅までの道のりを確認します。
- 多摩川までの距離を確かめる:候補地と多摩川・野川の位置関係を確認します。
- 相場を知る:種類や広さごとの取引価格の目安を確認します。
- ハザードマップを確認する:洪水・内水と、浸水が続く時間を見ます。
- 学区と支援制度を確認する:通学区域と、近居の助成や耐震などの制度も確認します。
購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。
まとめ
狛江市は、全国で2番目に小さいコンパクトな市で、平らな土地に住宅地が広がり、小田急線で新宿にも出やすい場所です。一方で、多摩川に近いため浸水への備えは欠かせません。駅や多摩川までの距離、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。
HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、東京都を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。狛江市での住まいのことも、ご相談は無料です。
狛江市で家やマンションの売却を考えている方は、狛江市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。
公式情報
- 狛江市「人口と世帯数」
- 狛江市「市の概要」
- 狛江市「多摩川流域自治体による広域連携の取組」
- 狛江市「かわまちづくり計画」(PDF)
- 狛江市「亀塚古墳」
- 狛江市「絵手紙発祥の地」
- 小田急「狛江駅」
- 狛江市「ハザードマップ」
- 狛江市「令和元年東日本台風の被害状況」
- 東京都「土砂災害警戒区域等の指定状況」
- 狛江市「親世帯近居等促進助成金」
- 狛江市「木造住宅の耐震助成」
- 狛江市「地球温暖化対策用設備導入助成」
- 国土交通省「不動産情報ライブラリ」
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