東久留米市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまで

東久留米市の住みやすさ|人口・交通・学校・支援制度・災害の備えまでに関連する住まいのイメージ

東久留米、落合川、南沢湧水群。東京都東久留米市は、都心から北西へ約24キロメートル、武蔵野台地のほぼ中央にある市です。市の中央を黒目川と落合川が流れ、川沿いのあちこちに湧き水があり、「落合川と南沢湧水群」は東京都で唯一の「平成の名水百選」に選ばれています。西武池袋線の東久留米駅から池袋までは快速で約20分です。

この記事では、東久留米市・東京都の公式情報と国の公開データをもとに、人口や地形、交通、暮らしの施設、市の住まいの支援制度、災害への備えを整理しました。東久留米市で家を買う・借りる・売ることを考えている方が、確かめておきたい点を順番にまとめています。

この記事でわかること

  • 東久留米市の人口・面積など、基本のデータ
  • 黒目川・落合川と湧き水、団地の多い住宅都市の成り立ち
  • 西武池袋線の東久留米駅と、駅前のまちづくり
  • 学校・保育・医療など、暮らしの施設の数
  • 不動産の取引価格の目安
  • 東久留米市の住まいの支援制度と、ハザードマップ
目次

東久留米市の基本データ

東久留米市の面積は12.88平方キロメートルで、北東は埼玉県新座市、西は東村山市、南は西東京市・小平市、北は野火止用水をはさんで清瀬市に接しています。1970年に市になりました。

市の公表によると、2026年10月1日現在の人口は116,798人、世帯数は58,035世帯です(住民基本台帳)。

湧き水の川と、団地の多い住宅都市

市の資料によると、東久留米市の標高は70メートルから40メートルで、西から東へなだらかに下っています。市の中央を黒目川と落合川が東へ流れ、地下水が豊富で、川沿いの各所に湧き水があります。

  • 落合川と南沢湧水群:2008年に環境省の「平成の名水百選」に、東京都で唯一選ばれました。南沢の竹林公園も湧き水の場所です。市は2011年に「湧水・清流保全都市宣言」を出しています。
  • 団地とともに増えた人口:1960年代から70年代にかけて、ひばりが丘・東久留米・滝山などの大規模な団地が建てられ、人口は1955年の約1万人から1975年の約10万人へ、約10倍に増えました。
  • 東久留米駅西口:市は2025年10月に、駅西口の昇降施設の改築と駅前広場の整備の方針をつくっています。

市内の鉄道駅と交通

  • 西武池袋線:東久留米駅

東久留米駅には特急や快速なども停まり、池袋方面にも所沢・飯能方面にも向かえます。市の資料では、市民は東久留米駅のほか、近くの市外の駅も使っているとされています。ひばりヶ丘駅(西東京市)や清瀬駅(清瀬市)が、住む場所によっては近い駅になります。駅から離れた地域では、バスが主な交通手段です。

学校・保育・医療など、暮らしの施設

国の公開データ(国土交通省「不動産情報ライブラリ」の国土数値情報)を集計すると、東久留米市には次のような施設があります。

  • 市立小学校 12校、市立中学校 7校
  • 保育所などの施設 26か所、幼稚園 6か所
  • 病院 4か所、診療所 67か所、歯科診療所 57か所
  • 市立図書館 4館(分館を含む)

データの時点は項目ごとに異なり、最新の状況とは違う場合があります。どの小学校・中学校に通うかは住所ごとに市が定めているので、東久留米市の公式情報で通学区域を確認してください。

不動産の取引価格の目安

国土交通省が公表した成約価格・取引価格(2025年4月〜2026年3月の取引)を集計すると、東久留米市の中央値は、中古マンションが1,500万円(専有面積の中央値65㎡)、土地が3,500万円(土地面積の中央値120㎡)、土地と建物(戸建など)が4,200万円(新築の取引を多く含む値です。2020年以前に建てられた物件に限ると3,400万円)でした。

家族向けの目安として50㎡以上の中古マンションに限ると、中央値は1,800万円です。中古マンションの取引には、築年数の古い団地の住戸も含まれるため、駅に近い比較的新しいマンションとは価格が大きく違います。築年数ごとの取引も確かめてください。中央値は「真ん中の取引」で、個々の物件の価格を示すものではありません。地区ごとの取引や広さ別の価格、学校名の一覧は、東久留米市の不動産取引価格・相場のページにまとめています。

住まいに関わる東久留米市の支援制度

2026年度(令和8年度)の、住まいに関わる市の主な制度は次のとおりです。

  • 木造住宅の耐震診断助成:1981年(昭和56年)5月31日以前に建てた木造の一戸建てを対象に、市が指定した診断機関による診断の費用の2分の1以内(上限5万円)を助成します。
  • 木造住宅の耐震改修助成:耐震診断で耐震性が足りないとされた同じ時期の住宅の改修に、費用の3分の1以内(上限100万円)を助成します。

どちらも先着順で予算の範囲内の受付で、交付決定の前に契約すると対象外になります。省エネや太陽光については、市独自の補助はなく、東京都や国の制度が案内されています。制度は年度ごとに内容や受付期間が変わるので、利用を考えている方は、必ず東久留米市の最新の案内を確認してください。

災害への備え:川沿いの浸水を確認する

東久留米市は、「防災マップ2024」と「洪水ハザードマップ2024」を公開しています。24時間657ミリ、1時間最大156ミリの大雨を想定していて、黒目川・落合川の一部は2024年2月に洪水浸水想定区域に指定されました。内水による浸水も含めた浸水予想区域も載っています。

東京都の公表では、2026年8月26日現在、市内に土砂災害警戒区域が15区域、そのうち土砂災害特別警戒区域が9区域指定されています。

家を買う・借りる前には、黒目川・落合川に近い低い土地なら浸水の想定を、川沿いの斜面の近くなら土砂災害の想定を、それぞれ確かめておきましょう。

東久留米市で住まいを探すときの確認の順番

  1. 使う駅とバスを決める:東久留米駅か、ひばりヶ丘駅・清瀬駅か、バスも含めて道のりを確認します。
  2. 川との位置関係を確かめる:黒目川・落合川までの距離や、まわりの土地の高さを確認します。
  3. 建物の年代を確かめる:団地やマンションでは、築年数や耐震の基準を確認します。
  4. ハザードマップを確認する:洪水・内水と、土砂災害を見ます。
  5. 学区と支援制度を確認する:通学区域と、市の耐震などの制度も確認します。

購入にかかる費用や住宅ローンの返済額は、諸費用・ローン・売却手取りの計算ツールでも目安を出せます。

まとめ

東久留米市は、湧き水の清流と緑が身近な住宅都市で、西武池袋線で池袋にも出やすい市です。取引価格も都内では手の届きやすい水準ですが、建物の年代で価格は大きく違います。川沿いでは浸水への備えも必要なので、駅や地形、建物の年代、相場、ハザードマップを順番に確かめていくことで、自分に合う場所が見えてきます。

HALENAMI MEDIAを運営する株式会社HALENAMIは、東京都を含む一都三県で住まいの購入・売却のご相談を承っています。東久留米市での住まいのことも、ご相談は無料です。

東久留米市で家やマンションの売却を考えている方は、東久留米市で家を売る前に確認したいことで、地区ごとの相場や制度、相談先をまとめています。

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この記事を書いた人

株式会社HALENAMIが運営する不動産メディア「HALENAMI MEDIA」の編集チームです。不動産売買の実務と、公的機関が公表する一次情報をもとに、住まいの判断に役立つ情報を届けています。
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